まさよしのブログ

日記・読書・スキー等いろんなことについて書いています

読書

「分身」 東野圭吾 を読んで(ネタバレ注意)

この作品は個人的にめちゃくちゃ面白かった。 これからこの本を読もうと思っている人、ごめんなさい。 早速めちゃくちゃネタバレになるがこの本の内容は題名のとおりクローンの話になる。 主人公は氏家鞠子と小林双葉。 この二人はクローンです。 まあ、中盤…

放課後 東野圭吾を読んで (ネタバレ注意)

高校教師2人が殺される殺人事件の話。 どちらも毒殺で、初めに殺される教師は密室殺人だ。 トリックがあまりにも込んでいて個人的にはリアリティに欠けるかなと感じた。 本当にこんなことが可能なのかと思う。 まして、この小説の犯人に。 主人公も同じ高校…

誰も教えてくれないお金と経済のしくみ 森永康平 を読んで

primereadingにて読了。 最近よくテレビでみかける森永卓郎の息子が書いた本。 勉強になった部分は多々あった。 ニクソンショックって言葉、よく聞くのだが、どういう内容なのか今まであまり気にしていなかった。 ベトナム戦争による軍事費拡大などで財政が…

宿命 東野圭吾を読んで (ネタバレ注意)

最後まで読めば登場人物の関係性が明らかになる。 そういうことだったのか~って感じだ。 読後感はとてもよかった。 基本、サスペンスで殺人事件なのだが、犯人を見つけるのは主人公ではなくその上司だ。 年齢的には同じような上司なのだが。 主人公はある理…

千三百年間の謎 レイライン 榊正志 を読んで

primereadingにて読了。 本の表紙をそのまま書くと 「その剣の名は天叢雲剣(あまのむらけんのつるぎ)という」 古代最大最高の謎を追う一人の刑事と我国考古学会の至宝、美貌の大学教授 火薬庫と化した北朝鮮・中国国境で千三百以上前の碑文が発見された。 …

殺人現場は雲の上 東野圭吾を読んで (ネタバレ注意)

題名に雲の上とある通り、主人公はスチュワーデス。 早瀬英子、通称エー子とその同期の藤真美子、通称ビー子のコンビが殺人事件に巻き込まれる話。 エー子は容姿端麗でスマートで優秀、ビー子はまんまるくあまり優秀ではないよくある凸凹コンビだ。 藤真美子…

美しき凶器 東野圭吾 を読んで (ネタバレ注意)

ハードボイルドな内容だった。 5人のスポーツ選手がドーピングによりそれなりの成果を得て、そのおかげで引退後も安泰な生活を送っていたのだが、その中の一人の自殺により、その生活が脅かされることになる。 残りの4人は今の生活を守るため証拠となるデー…

白夜行 東野圭吾 を読んで (ネタバレ注意)

面白かった。 大阪の廃墟ビルで質屋を営む男性が殺されるところから話が始まる。 その質屋の息子と当時、その質屋の男性と愛人関係にあったのではないか?と疑われていた女性の娘との話が同時進行する。 しかし二人の関係が交わるシーンはない。 この二人は…

多様性の科学 マシュー・サイド著 を読んで

primereadingにて読了。 集合知は優秀な人達を集めたからといって素晴らしい結果にはならない。 同じような人が集まってもクローンが集まっているようなもので同じ盲点を共有してしまう。 複雑なタスクになればなるほど、多様性が必要になる。 CIAの大失…

サラバ 下 西加奈子 を読んで 「ネタバレ注意」

「上」では主人公が成人になる前の話なのだが、この「下」では社会人になってからの話になる。 今までうまく世間を渡り歩いてきた主人公だけど、30代ぐらいになると状況がガラリと変わる。 私は正直、「上」を読んで主人公が羨ましいと思っていたのだが、実…

「引き寄せ」の教科書 奥平亜美衣 を読んで

primereadingにて読了。 引き寄せの法則は、以前「運気を磨く」という本を読んでから私の中ですごく感心がある。 ゼロポイントフィールドとかの存在も半分信じている。 本書では、そのような引き寄せの法則の説明ではなく引き寄せる方法が具体的に書かれてい…

サラバ 上 西加奈子 を読んで 「ネタバレ注意」

この「上」巻では、主人公(男)が幼稚園から高校生になるまでの話が書かれている。 読んでいて、よくそんな幼いころの記憶があるな~とは思った。 まあ、本の中でも結構曖昧な記憶であることは表現されているのだが・・・ 主人公の父がそれなりの会社に勤め…

職場の嫌な人から自分を守る言葉の護身術 後藤千絵弁護士 を読んで

Amazonのprimereadingにて読了。 読んでおけば、何かの折に役に立つこともあるかも?と思い気軽に読んでみた。 私はprime会員なのでこのような対象商品は読み放題だ。 この本を読むに至ったきっかけはprimereading本だったからだ。 内容としては、作者が女性…