まさよしのブログ

日記・読書・スキー等いろんなことについて書いています

殺人現場は雲の上 東野圭吾を読んで (ネタバレ注意)

題名に雲の上とある通り、主人公はスチュワーデス。

早瀬英子、通称エー子とその同期の藤真美子、通称ビー子のコンビが殺人事件に巻き込まれる話。

エー子は容姿端麗でスマートで優秀、ビー子はまんまるくあまり優秀ではないよくある凸凹コンビだ。

藤真美子がなぜビー子かというと、エー子とセットでないと安心して仕事を任せられないかららしい。

だから、だいたいコンビで同じ飛行機に搭乗して業務を行っている。

そうでないと小説が成立しないしね。

表紙には傑作ユーモア推理小説と書いてある。

ビー子のホンワカした感じが読んでいて好感が持てる。

内容は壱話完結の短編集になっている。

「ステイの夜は殺人の夜」これは内容が結構殺伐としている。本格的な殺人事件。

「忘れ物にご注意ください」これは殺人事件ではないのだが、ちょっと酷い話だな~と思った。

「お見合いシートのシンデレラ」ほのぼのするいい話。これも殺人事件ではない。

「旅は道ずれミステリアス」これはこの二人はスチュワーデスであり刑事ではないのでこういう結果になっただなと思う。こういう結末の方が私は好きだ。場合によっては真実を明らかにする必要はないと思う。

「とても大事な落とし物」これも殺人事件ではなくとんでもないものを拾ってしまう話。意外な人が落としていた。

マボロシの乗客」ユーモアあふれる話。平和だ!

「狙われたエー子」これは少し怖いなと思う話。

とまあ、このような短編で構成されている。

この小説も映像化されれば面白いかもしれない。

おわり

 

【中古】【全品10倍!3/5限定】殺人現場は雲の上 / 東野圭吾

価格:229円
(2024/3/5 20:01時点)
感想(0件)

 

殺人現場は雲の上 新装版 (光文社文庫) [ 東野圭吾 ]

価格:748円
(2024/3/5 20:02時点)
感想(1件)

 

【中古】 殺人現場は雲の上 傑作ユーモア推理小説 / 東野 圭吾 / 光文社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】

価格:234円
(2024/3/5 20:03時点)
感想(1件)