この作品は個人的にめちゃくちゃ面白かった。
これからこの本を読もうと思っている人、ごめんなさい。
早速めちゃくちゃネタバレになるがこの本の内容は題名のとおりクローンの話になる。
主人公は氏家鞠子と小林双葉。
この二人はクローンです。
まあ、中盤ぐらいまで読めば二人がクローンであることは解る話で、たとえそれを承知で読んで行ったとしてもたぶん楽しめるとは思います。
話は鞠子の章と双葉の章が交互で進んで行きます。
なぜ、この2人がクローンとして生まれてきたのかも勿論この本を読んで行けばわかる。
個人的な感想としては氏家鞠子のオヤジの動機はどうかとは思ったが、なるほどそういうことか~って感じです。
でもこのオヤジ最後にはカッコイイ?行動に出ます。
この二人が謎の組織に狙われるのだ、その理由も私には全然考え付かない意外なものでよかった。
そうつながるのか~って感じです。
そしてクローンの素となる女性の気持ち。
私としては、もちろん、そんなこと考えたこともないので、たぶん自分のクローンが存在したらこの本の人のように、こんな風に考えるかもしれないな~、へ~って思った。
少なくとも歓迎はしないだろう。
最後に双葉と鞠子が出逢うシーンもとてもよかった。
やっぱり東野圭吾の本は最高です。
当然だが謎には全て意味があり最後には綺麗につながっていきます。
おわり
価格:946円 |
価格:220円 |