まさよしのブログ

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千三百年間の謎 レイライン 榊正志 を読んで

primereadingにて読了。

本の表紙をそのまま書くと

「その剣の名は天叢雲剣(あまのむらけんのつるぎ)という」

古代最大最高の謎を追う一人の刑事と我国考古学会の至宝、美貌の大学教授

火薬庫と化した北朝鮮・中国国境で千三百以上前の碑文が発見された。

そこに白村江の戦の後の国々の境界線が記された一本の剣の存在が明らかに。

日中朝を巻き込み壮絶な剣の争奪戦が開始され、運命に翻弄される因縁の姉妹がお互いの名誉をかけて追う剣の在処。

手がかりは父親が残した謎めいた記号。

「敵より早く剣を見つけろ!」

徹夜必至の超絶ミステリー

とある。

この本を読了したが内容はまったく上記の通りだ。

ちょっと歴史とか地理に詳しい人でないと難しいというか楽しめない内容かもしれない。

私にはチンプンカンプンだった部分が多くあった。

白村江の戦で日本・百済連合軍が破れたので戦後賠償のため、新羅に西日本の大半を差し出した可能性がある。

その領土の割譲を記した剣の存在が発見され、その剣が中国とかの手に渡ると今後の領土問題で大変なことが起きるということで、刑事と女教授が必死になって先に剣を見つけ出すという内容だ。

銃や車両など、私の知識が乏し過ぎることもあるのだと思うが結構マニアックに書かれている。

ただ、文章自体は読みやすいし、今どういうことをしているのかぐらいはわかる。

歴史とかに興味のある人にはすごく面白い本なのかもしれない。

おわり