戦場はビルマ。
ミイトキーナの戦いが描かれている。
日本兵はかなり強かったようだ。
死の覚悟が出来ているのがよく伝わった。
読んでよかった。
この物語は実話ではなくフィクション。
でも、実際のところ、従軍慰安婦の立場って、おそらくこういう感じだったのだろうな~と思わせるぐらいリアルな内容だった。
よく聞く日本軍による強制連行とかは、コミンテルンや中国共産党など、戦後、日本と朝鮮半島などを分断させたいため企てた工作だと思われる。
意図的に作られた話だ。
実際の従軍慰安婦は人それぞれいろいろな理由により仕方なくなっている。
誰も好きで従軍慰安婦にはなっていないが、その理由は様々だ。
かなり高給取りでもあったらしい。
ただし、騙されて慰安婦になっている者も多数いたようだが。
文字が読めない者がほとんどだったようで、契約書的なものが無い状態で働かされていたのはたしかなようだ。
その作家が祖父のノートを手に入れ、その内容を家族の同意が得られないながらも番組制作をすることになる。
しかし、その手記は途中で終わっているのだが、内容的には特にその家族の立場を悪くするものではなかった。
家族としては祖父と従軍慰安婦の関係が書かれた手記など家の恥になるような内容だろうと思い込み反対していたのだ。
この祖父の手記がこの本の半分以上の内容を占めるのだが、実にリアルでよかった。
祖父の手記は途中で終わっているのだが、その後、どうなったのかもだんだんと分かってくる。
また、なぜ、祖父がこの手記を書こうと思ったのかも。
題名のトッケイもわかります。
この本はほんとうに読んでよかったと思います。
おすすめです。
おわり
価格:1,540円 |