primereadingにて読了。
特に難しい言葉で書かれているわけではないのだが、内容が抽象的で理解が個人的に難しかしく感じた部分が多かった。
・疲れている時は反省や過去を振り返ったりしないほうがよいらしい。
たしかに!
・自分をだめだと思ったり人に対して憎しみを覚えたりしたときは疲れている証拠。
さっさと休んだ方がよい。
実践しよう。
気に留めておこうと思った。
・いつも機嫌よく生きていくコツ。
人の助けになるか、誰かの役に立つこと。
そのことで自分と言う存在の意味が実感され、これが純粋な喜びになる。
その通りだと思う。
個人的に気に入った言葉
脱皮して生きていく
脱皮しない蛇は破滅する。人間も全く同じだ。古い考えの皮をいつまでもかぶっていれば、やがて内側から腐っていき、成長することなどできないどころか、死んでしまう。常に新しく生きていくために、わたしたちは考えを新陳代謝させていかなくてはならないのだ。
怠惰から生まれる信念
信念がある人というのはなんとなく偉いように思われているが、その人は、自分のかつての意見をずっと持っているだけであり、その時点から精神が止まってしまっている人なのだ。つまり、精神の怠惰が信念をつくっているというわけだ。どんなに正しそうに見える意見も主張も、絶えず新陳代謝を繰り返し、時代の変化の中で考え直され、つくり直されていかなければならない。
危険に見えることには挑みやすい
人には、その行為は事柄がある程度困難であるがゆえに挑みかかるという性質がある。もし最初から簡単であるとされていれば、失敗したときには言い訳が立たない。困難な事柄に失敗した場合は、その勇気をほめられるか、少なくともよく挑んだと認められる。
常に少しずつでもいいので、自分を成長されていこうと思える本だった。
おわり
超訳 ニーチェの言葉 (ディスカヴァークラシックシリーズ) [ 白取 春彦 ] 価格:1,870円 |