まさよしのブログ

日記・読書・スキー等いろんなことについて書いています

体育館の殺人 青崎有吾 を読んで

primereadingにて読了。

面白かった。

内容は、題名通りだ。

少し詳しく書くと旧体育館での密室殺人事件。

新体育館ではなく旧体育館なので、利用者は少なく事件発生時に現場にいた人物は限られる。

といってもそれなりの数の人物が登場する。

当然、それらの人物のアリバイ作業から始まる。

読んでいて、この人何の誰だっけ?って混乱しそうにはなったりはしたが、書き方が親切なのか読み進めればわかるところが有難かった。

少し、日数を空けて読んでも大丈夫だと思う。

紙の本であれば、初めに登場人物の紹介のページがあるので気楽に戻れるので尚いいと思う。

私がキンドルの操作を熟知していだけで、むしろキンドルの方が向いているのかもしれないが・・・

確か、校内地図もページの初めについていた。

学校に侵入するには門が3つある。

事件発生時の天候は大雨。

雨にぬれずにどう逃げるかってところがポイント。

ずぶ濡れだと目立っちゃうので。

裏染天馬っていう学校に住み着いているアニメオタクが事件を解決するというめちゃくちゃな話。

刑事を差し置いて、好き勝手捜査する漫画みたいな内容。

因みに主人公は、その刑事(2人いるうちの部下の方)の妹で、もちろん、事件発生時旧体育館にいた。

重要参考人なのである程度警察から行動を拘束されなければならない立場にあるにも関わらず裏染と共に好き勝手に捜査しまくる。

少年たちが事件を解決していくのでリアリティーはあまりない。

軽いノリで事件を解決していく。

人一人死んでいるにしては緊張感が感じられないな~とは感じた。

殺人の動機もそれで人を殺すか~?って感じだったけど、それでも総じて面白かった。

退屈しない内容。

テンポもいい。

これってライトノベルってジャンルになるのかな?

よくわからないが、面白かったので違う作品も読んでみたいと思った。

 

おわり

 

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