まさよしのブログ

日記・読書・スキー等いろんなことについて書いています

家族 小杉健治 を読んで

これもこの間読んだ裁判員と同様、裁判員裁判が舞台の話。

テーマは介護。

結構おもしろかった。

この本も裁判員を読んだ時と同様、裁判官や検事、弁護士は実際にこんな感じなのか?と少し不安になる内容だった。

たしかに人間は神様じゃないので完全な真相なんて暴けるはずがないのだが・・・・

人が人を裁くので仕方がないとは思うが、それにしても調査に不備がある場合は再調査すべきだと思う。

判決に不服があれば控訴すればよいのだが、それにしても不備があるかもしれない状況で判決を下すのはどうかと思う。

疑わしきは罰せずの精神で無罪にすればよいのだろうが、それもどうかと思った。

この本の場合、裁判員たちが被告人の意思を尊重しておそらく真実とは違う判決が下されます。

あまり詳しく書くとネタバレになるので書きませんが。

これはやはりフィクションで実際にはこんなケースは皆無だとは思うが面白い本でした。

 

おわり

 

家族

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