まさよしのブログ

日記・読書・スキー等いろんなことについて書いています

君と夏が鉄塔の上 賽助 を読んで。

prime readingにて読了。

まあ、面白かった。

prime readingなのでどうしても読みたかった本というわけではなかったが、読んでみてよかったと思う。

本の表紙の雰囲気からも読みやすそうだし、実際よみやすかった。

これはライトノベルってやつになるのかな~。

ただ、内容はただの恋愛小説ではない。

とりあえず題名だけではどういう内容かわからないところに惹かれて購入してみた。

サブスクリプションなので。

題名にある通りまず鉄塔は当然でてくる。

作者が読者に伝えたいことは、人は時間の経過と共にいろんなことを忘れていってしまうという事だと思う。

新しいモノが出来れば古いものは忘れ去られ、新しい生活が始まれば古い生活は忘れ去られる。

人も物も時間と共に忘れ去られる。

それは寂しいことだけど仕方ないという内容。

それにヒロインは抗おうとしているお話。

神様とかが登場するので、ちょっとファンタスティックな内容なのだが、それは実際の神様なのか、ヒロインの空想上の神を主人公たちが見せられているだけなのかはわからない。

そんなことはどうでもよいのかもしれない。

私個人としてはどうでもよくなく鉄塔の上にいる子供の神様とか実際どうなのか解明してほしいところだが・・・・

ちょっとしみじみするような本だった。

 

おわり

君と夏が、鉄塔の上 (ディスカヴァー文庫) [ 賽助 ]

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