中山七里さんの小説 連続殺人鬼カエル男 を読んで面白かったので、その続編である、ふたたび を読んでみた。
題名通り、連続殺人が続けられる。
動機も目的も前作と同じ。
この、ふたたび では、これはネタバレになってしまうが、その動機を持った人物が早々に死んでしまうのが味噌になっている。
よくできた内容だと思う。
トリックは、若干、無理があるようにも感じた。
そう簡単に目的達成のために、無関係の人を簡単に殺せるのかな~とは思う。
証拠隠滅も、そんな簡単にできるの?警察って無能?って思ってしまった。
これもネタバレになってしまうので、詳細は避けるが、犯人の格闘能力にも疑問が残こる。
最終的には、中山七里さんの小説らしく、そういう結末になるかっという終わり方になっている。
この終わり方では、まだ、この続編も書けなくはないな~っと思った。
ただ、まだ、殺害されるべき人物は残っているが、それらの人を殺しても犯人の猟奇性を描くだけの小説になってしまうと思うので、続編はないかな?
あったら読みますけど。
👇連続殺人鬼カエル男 ふたたび
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