まさよしのブログ

日記・読書・スキー等いろんなことについて書いています

闘う君の唄を 中山七里 を読んで

中島みゆきさんの楽曲「ファイト!」から、作品の構想を得ているそうです。

 

目次が以下

 

1.戦いの出場通知を抱きしめて

2.こぶしの中 爪が突き刺さる

3.勝つか負けるか それはわからない

4.私の敵は私です

5.冷たい水の中をふるえながらのぼってゆけ

 

中島みゆきの「ファイト!」の歌詞ですね。

 

どんでん返しの帝王といわれる中山七里さんの小説です。

私は、この作者の小説が好きで、今までに、いろいろな作品を読んできましたが、この小説は、すごいどんでん返しがあるっというわけではないです。

ただ、主人公の出自には、びっくりしましたが・・・

私は、あまり、犯人は誰だとか疑いながら読むタイプではないので、読む人が読めば、そうそう驚く展開ではないのかもしれまん。

私は簡単に作者の思惑通り引っかかるタイプです。

そのほうが面白いですしね。

 

テーマは、加害者家族の苦悩についてですかね。

あまり、ネタバレするわけにもいきませんので。

前半は、サスペンスという感じはなく、幼稚園教諭の主人公が、お遊戯会、遠足、等を通して人間として大切なことをモンスターペアレントと化した保護者会と悪戦苦闘しながら園児たちに教えていくというほのぼのとした内容です。

順調良く事が運び保護者会から少しずつ信頼を得ていきます。

後半は、かなり面白いというかサスペンスに急展開します。

読後感は、まあ良いかな~っと思います。

よかったら、あなたも是非、読んでみませんか?

 

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