主人公は検察官。
オヤジは警視庁の刑事。
主人公は、家庭を全く顧みなかったオヤジを快く思っていない。
オヤジはもう退職し病院に入院している。
余命は1年以内という設定。
検察官である主人公はある殺人事件を担当する。
その事件は、以前オヤジが担当した20年前の事件と酷似している点が多い。
関わっている人物が同一人物だから。←これぐらいはネタバレにならないかな?
捜査する刑事たちもその20年前の事件にかかわっている。
あの当時と同じ結末になってはならないようにとピリピリしながら事件解決に尽力する。
主人公はその20年前の事件の詳細を知らない。
それを知ることで、オヤジとのわだかまりも解消されていく。
トリックは結構凝っていて、そういうことだったのかと思える内容だった。
個人的には読みやすい文章だかイマイチ夢中にはなれなかった。
もう一冊ぐらいこの作家さんの本読んでみようかなと思う。
おわり
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