まさよしのブログ

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ダイイング・アイ 東野圭吾を読んで (ネタバレ注意)

めちゃめちゃネタバレだけど、交通死亡事故の身代わりをする話。

主人公のバーテンダーを乗せた車が自転車に乗っている女性に接触事故を起こしてしまう。

その女性を除けるため反対車線にハンドルをきってしまい反対車線へはみ出してしまう。

その時、対向車が走っており、それを除けるため、その自転車に乗っている女性の方向へハンドルを切ってしまい殺してしまう。

対向車線の車は赤のフェラーリで飲酒運転中だった。

社長令嬢で、飲酒運転はさすがにまずいという事で、その助手席に乗っていた彼氏が身代わりになる。

バーテンダーを乗せていた車はベンツで店のオーナーに乗せてもらっていた。

そのオーナーも相手のフェラーリが助手席の男と身代わりになったことが影響したかどうかわからないが、主人公であるバーテンダーに身代わりになってくれるように交渉する。

このオーナーは今回の人身事故が初めてではないので、この事故はまずい。

バーテンダーには破格の値段3000万で交渉、バーテンダーはゆくゆくは自分の店を持ちたいという夢があったので承諾する。

2台の車の運転手の身代わりになった2人、予想通り、執行猶予付きの判決がでてその後も大金を得て普通に近い状態で生活できている。

フェラーリを飲酒運転していた社長令嬢だが彼氏に事故の身代わりになってもらったのだが、罪の意識を消すことができず、だんだん壊れていく。

また、死んだ自転車を運転していた女性の彼氏もだんだん真相がわかってきて、おかしくなる。

その彼氏は社長令嬢と蜜月関係になり罪の意識に苛まれる。

そこで加害者であるバーテンダーの後頭部を殴って殺害する計画をたて自分もそのあと自殺してしまう。

バーテンダーは一命を取り留めるが、一部(事故を起こした辺り)の記憶がなくなる。

自分がオーナーの事故の身代わりになったことも、その代償として3000万円もらっていることも記憶から消えてしまう。

因みにその3000万は同棲していた彼女が主人公が後頭部を殴られ記憶が無くなっていることをいいことに、入院中に部屋中を探しまわして見つけ出し失踪する。

主人公の記憶が少しずつ戻っていき、だんだんと真相がわかってくるというような内容だ。

まあ、面白かったが、社長令嬢の不気味さとか不思議な力がちょっと無理があるように感じた。

催眠術とか言われたらなんでもありなような気がする内容だった。

 

おわり

 

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