まさよしのブログ

日記・読書・スキー等いろんなことについて書いています

その流れの行方は 東野圭吾 を読んで

「魔力の胎動」という本の第3章。

家族でキャンプに行ったときに知的障害を持った息子が川へ転落し、植物人間状態になる話。

奥さんは元水泳の選手であり、助けに行こうとしたが、夫はそれは危険な行為だと判断し止めてしまった。

その後、それが、本当にベストな判断だったのかどうか悩むことになる。

この事故をきっかけに夫婦仲にも亀裂が入る。

よくよく考えると、自分は仕事を理由に知的障害の息子とちゃんと向き合わず今まで逃げてきたのではないか?妻はそんな自分に本音ではどんな感情を持っていたのだろうと考えるようになる。

物語の結末は夫婦仲がどうなったかは分からないが、いい感じに終わる。

 

おわり

 

魔力の胎動

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