読後の感想としては、お金の稼ぎ方を学ぶというより物語として読んで面白かった。
前半は、正直、つまらない内容だったが、後半の話は、大変面白かった。
前半は、7つの知恵がかいてあって、私なりにまとめると以下のような内容になります。
■ 財布を太らせることから始めよう
収入の一部を貯めておくように書かれています。
収入が10あれば、9しか使わなければ、だんだん、財布は膨らみます。
■ 自分の要求と必要経費を混同するべからず
私たちがそれぞれ必要経費と呼んでいるものは、自分で気をつけていない限り、必ず収入と等しくなるまで大きくなってしまう。
そこそこ収入のある人であっても、人には要求というものがあるので、気をつけて意識しないと、全部つかっちゃうよって書いてます。
■ 貯めた資金は寝かさずに増やすべし
お金は持っているだけではなにも生み出さない。
お金を働かせる必要がある。
財産とは定期的収入
財布の中に絶えず流れ込み、いつも中身をふくらませてくれる金の流れこそが財産。
■ 損失という災難から貴重な財産を死守すべし
健全な投資について、まず第一の原則は元本を確保すること。
簡単に書いてあるが、これが出来れば、苦労しないと思う。
■ 自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
この本は、古い時代の本なので、今現在、住宅を購入することは、有益な投資とはいえないと個人的には思う。
今の時代にはそぐわない知恵だと思う。
■ 将来の保証を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし
将来に備えて相応の所得を用意しておくこと、たとえあなたが死んでも家族が快適な生活を続けられるように準備しておくこと。
年金制度や、生命保険の加入なども同じ意味なのだと思う。
老後、2000万円問題思い出すな~。
■ 明確な目的に向かって。自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし
目的意識を持つこと。
具体的な目標を持つこと等が書かれている。
この後につづく、物語は、非常に面白いです。
是非読んでみてください。
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