prime reading にて読了。
似たような本を何冊か読んだことがある。
それらの本は、みんなこの本に憧れて旅行記を書いたものだった。
なので、前からこの深夜特急と言う本が気になっていた。
図書館で探しても無かったので、諦めていたのだが、やっと元祖の本が読めた。
読んだ感想は、以前読んだ他の人の旅行記と書き方が似た感じだな~っと思った。
憧れて真似て書いているので当たり前といえが当たり前なのだが。
計画を立てず、行き当たりばったりの旅なので読んでいて面白い。
私の中では外国は治安が悪く、悪さをする人がいっぱいいるイメージなのだが、この本ではそんな悪い人はあまり出てこない。
作者も結構身構えて旅をしているが、そうそう悪い人たちと出会っているわけでもない。
この「1」では、ほとんど、マカオのカジノの話しか記憶に残っていない。
このカジノの話は、実際自分が賭けているような気持になるぐらい詳細に書かれている。
賭博なんてやめておけと思いながらもついつい読んでしまった。
3つのサイコロの目の合計で大か小か、ぞろ目か等を当てる賭博なのだが、かなりのめり込んで読んでしまった。
どうやらカジノ側でどうにでもサイコロを操作できるらしい。
読みやすく面白かった。
おわり
深夜特急1 香港・マカオ (新潮文庫) [ 沢木 耕太郎 ] 価格:605円 |