まさよしのブログ

日記・読書・スキー等いろんなことについて書いています

~伊53潜の艦長がかっこいい~ 特攻の島 4 を読んで。

この漫画、prime reading で「3」までは、無料で読めるのだが、「4」以降は有料になる。

しかし、「3」までが面白かったので購入した。

金額が11円だったということも購入動機として大きい。

最近の漫画の価格を知らないが500~600円なら躊躇していたと思う。

アマゾンポイントを11円以上持っていたので実質的には0円だ。

買って良かった。

「4」も面白かった。

主人公の親友関口の回天はやはり敵艦に命中させることができずに戦死した。

因みにこの漫画は回天という第2次世界大戦中の人間魚雷の話で一度出撃すれば敵に命中しようがしまいが搭乗者は死ぬ。

関口に続き、(あと2名いるが)主人公も出撃しようとするが、やはり、出撃したらそれでこの漫画が終わってしまうので、回天が故障した。

出撃できないだけなら、次の作戦で修理し直した回天に乗り再出撃すればよいのだが、故障により回天内に海水が入り込み空気がだんだん薄くなってきている。

このままでは、出撃もできず主人公は回天の中で窒息死してしまう。

伊53潜という潜水艦から回天は出撃するのだが、また、この艦長がかっこいい。

見た目は悪役っぽい顔をしているのだが、回天の搭乗員を無駄死させる気がない。

伊53潜から回天へ乗り降りするには浮上しなければならないのだが、浮上すると敵に見つかる恐れがあり潜水艦ごと全員撃沈される可能性がある。

もちろん、伊53潜の乗組員は、回天の搭乗者は、そもそも死ぬために回天に乗っているので、危険を冒して、わざわざ浮上して救出する必要はないのでは?と言う。

しかし、この艦長は、その危険を冒してでも浮上し主人公を救出するという決断をする。

あくまで回天を出撃させるのが自分の使命だと思っているのだと思う。

救出されたところで、次の出撃が待っているので主人公が死ぬことには変わりがないのだが、そういうところがこの漫画の読みどころなのだろう。

「5」も購入してしまった。

有料だし、じっくり読もう。

因みに「5」も11円だった。

 

おわり

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